2009年5月18日月曜日

藤田晋の仕事学 by Tsukka

 この藤田晋さんの「藤田晋の仕事学」、オススメです。
読んでみて、本当にいい本だと思いました。

「不平等かつ理不尽で運に左右されることもある
 ビジネスの世界。その中で腐らず成長し続ける
 ための方法を”本音”で教えます。」
との事ですが、多分本当に本音で書いてあると思います。
 少し変ですが、私自身読んでいて「安心」して読めました。
とても落ち着いた語り口調で書かれていますので、対話させて
頂いているみたいです。
日頃から「こうゆうことを経験のある経営者の方に聞きたい」
「こういう場合は、あなたならどう考えますか?」というような
質問に「職場に不満がある人に」
   「成長速度を上げたい人に」
   「円滑な意思疎通のために」
   「初めて上司になる人に」
   「自ら考え実現するために」
   「今すぐ結果を出すために」
   「オフにも成長するために」というように
それぞれのカテゴリーについて問題解決の「鍵」について
藤田さんなりの考えが書かれているように思います。
 すべてが「素直」に入ってきました。藤田晋さん、まだ35歳。
本書の中でも、良く出てきますが
「若さはビジネスにおいて必ずしもいいとは限らない」
とおっしゃっています。彼自身、アルバイト時代から
年を4,5歳上にサバをよんだり、起業した時もわざと
なめられないように老けて見えるように
ダブルのスーツを着たりしていたそうです。
これもビジネスの世界では
「経験がすべて」と自覚していたから。
年が「若い」と「経験不足」と見られるのを
非常に嫌ったらしいです。

読んでみるとこの人の人柄、社長像が少し
垣間みれた気がして身近に感じます(笑)。
経験は、失敗してでも積んでいかないといけませんね。
大変勉強になりました。
 

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