2009年9月27日日曜日
Contemporary Arts by So-chin
よくコンテンポラリーアートって何ナノって聞かれる。
何年かこの芸術界で働いた私がひとつ思うのは、遊び心である。
美しさへの憧れであり、
真実という漠然的な事柄を追求したいという真剣さであり、
生活やヒトに関わる多くのことについての遊び心ある観察でもあるかもしれない。
私の参加したもの、創作したものもそうだったかもしれない。
大抵のものは、言いたいことが形になってなくて、 真剣さと、
混乱ゆえのいい加減さが入り混じって終わってしまった気がする。
舞台を創るのは難しい。
そんなに人様に言いたいほどのことも、私にはないのかもしれないと皮肉に思うこともある。
それに比べ、写真はいい。
スケールが小さくて、コンパクトに多くのことを表現できる。
過去の舞台の写真をこうしてみると、
見えないものが見えてるかもしれない、と思う。
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