2008年11月29日土曜日

MR.IT BASEBALL by Tsukka

 先日、この方のお話を聞く機会がありました。

大変面白かったです。
「私は、皆さんの前でお話することなどありません。」
と謙遜なさっていらっしゃいましたが、近くでお話を聞いていて、
野村監督がとても人柄がよく、優しい方なんだなぁと感じました。
本当は、講演なんかしたくないそうなんですが、マネージャーである「サッチー」が
予定を組んでしまうそうです。
「あんた、声がかかるうちが華よ!」とその日も背中を押され、
家を出てきたそうです。笑。

いろいろ話が出ましたので、少しご紹介しますね。
◯エースの岩隈は、投球数が100球前後になると必ずピッチングコーチを連れて
 私の前にきて「監督限界です。」と言うそうです。
 監督は「彼は、自分の投球数を数えてい るんですかねぇ。」
 と聴いてる私たちにぼやいてました。笑。
 監督は、彼のことを「ガラスのジョニー」と呼んでいるそうです。
◯WBCのお話。
 当初WBCは、星野監督がやる予定で関係者会議で決まっていたらしいのですが、
 星野監督が「世論も厳しいので辞退させて頂きます。」と急の辞退が決まった時、
 監督は奥さんに「おっいよいよ、オレにくるかな?」と言っていたそうです。
 そうしたら、12球団の監督と関係者の集まる関係者会議で、隣に座っていた
 「星野」さんが手を挙げて「原がいいんじゃないか」と意見したら、
 みんなが「おっそうだ、原でいい」となったらしいです。
 王監督も野村さんの横にきて「野村監督、原でどうでしょう?」と聞かれ、
 やさしいノムさんは「いいよ」と言ってしまった。笑。
 この選ばれる条件として「①経験がある②実績がある❸世代交代」という❸の条件に
 野村監督は入ってないらしい。笑。
 原監督になったら、中日の選手全員辞退しちゃいましたよね。
 野村さん「私がやっていればこんなことにならなかった(笑)。」と冗談をいってました。

 昼食後の講演というのもあり、野村監督の終始「ぼやき」ともいうべき話方に、時々睡魔に
襲われながら、とてもおもしろいお話が聞けました。沢山裏話聞きましたので、まだまだ聞きたい方は、またお話しします。

 帰りは、私の知人が今回いろいろ世話役してましたので、名古屋駅の新幹線ホームまで、
ご案内。その時、偶然「アントニオ猪木」も。知人が「野村監督、あそこに猪木さんいますよ。」と言ったら
「おっちょといくか?」と一緒に猪木のもとへ。
「おい、猪木!」と声をかけ、そこからいろいろ話されていた様子。
ちなみに猪木さんの講演では90分の講演で後半60分は、「気合い入れ」だそうです。笑。

あと私の知人は、「今度、家にあそびにこい」と言われたらしく、今度行くみたい。
うらやましいですね。

イヤー、野村監督良い方です。選手にも愛情もって接しているんでしょうね。
だから、毎回最下位のチームばかりを引き受け、トップチームの押し上げることができるのしょう。さすが「再生屋」です。

 野村監督の有名な「野村ノート」いう本がありますが、私実はこの原本もってます。

 野村監督は、野球人である前に、人徳者であり、勉強家でもあるのが分かります。
この方の指導力、選手一人ひとりへの気の使い方、コーチング力は、
ビジネスマンも多いに参考にすべきですね。

Tsukka

2 件のコメント:

Ture Life World さんのコメント...

今度もっとお話聞かせてくださ〜〜い!!

Fukki-

tsukka+ さんのコメント...

またご飯食べる時に!