2009年5月25日月曜日

アメリカの小中学生が学ぶ経済講義 by Tsukka

 先日、「アメリカの小中学生が学ぶ経済講義」という
セミナーを受けてきました。名古屋での講義だったのですが、
長野県や岐阜というような他県から、受講される方もいました。
初対面同士が、「自分の経済観」を意見し、
討議する面白い形式の講義でした。海外の授業では、一般的ですね。
講義内容は幅広く、基礎的なところから、
「原油価格の高騰」がなぜ起きたのか?
「今の株価の変化は、どうして起こったのか?今後はどうなる?」
といったような内容まで。中には証券会社に勤めていらっしゃる方もいて
その方の発表は、「専門家?」と思わせる内容で長かったです(苦笑)。
 講師の方曰く、今の、これからの日本の動きは、1980年代のアメリカに
似ているそうです。そう元俳優さんのレーガン大統領の時代。

その当時のアメリカは、ベトナム戦争後の暗い時代から
「強い」アメリカを目指す動きが出てきて、規制緩和もされました。
その時に出てきたのが日本でもおなじみ
「確定拠出年金」(年金を自分で運用していこう)です。
そう「自分の資産は、自己責任でお願いしまーす!」という動きです。
そこでファイナンシャルプランナー(資産設計の専門家)が出てきたのも
この時期だそうです。ところが、色々な経済専門用語が一般的にも
使用され始めてくると、分からない人もでてくるので、アメリカでは
小中学生の頃から「経済学」を学ぼうという動きが、出てきたそうです。

 今まさに日本は、1980年代のアメリカの動きに似ている。
なぜなら、今後、日本の小学生の授業に金融、
経済の授業が組み込まれてくるみたい。
(実際にカリキュラムに予定されている)
ただ、学校の先生も教えられないのが事実らしく、
勉強しているみたいですよ。
講師の方が、実際に大学の講義や色々なセミナーで使用しているこの本

勉強になりそうでしたので購入しました。
実際にアメリカの高校生の授業で使われている教科書を日本語訳したものです。

講義をうけて実際に「アメリカの学生が小さい時から勉強している内容」
(日本では、大学の経済学部の会計コースに出てくる内容)
は、私自身知らないことが多く「ヤバい」と感じました(笑)。
これを私も読んでうちの息子にも教えれるように勉強します!

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